前回の記事では、せどりというものを、販売する商品の状態から判断して、
「新品せどり」と「中古せどり」 の二つに分けて、それぞれの特徴を説明しました。
今回からは、せどりを「仕入れの方法」 から、 二つに分類し、それぞれの特徴とそのメリットデメリットを紹介&解説していきたいと思います。
目次
電脳せどりと店舗せどり~それぞれの特徴とメリット・デメリット
せどりを仕入の方法から大別すると、お店で商品(仕入物)を購入する「店舗せどり」と、自宅から、インターネットを使ってネットショップで注文し、商品(仕入れたもの)を配送してもらう「電脳せどり」の二つに分かれます。
店舗せどり
さあ、まずは、「店舗せどり」について、理解を深めていきましょう。
店舗せどりとは、仕入れの際に実際にお店まで足を運び、店頭で販売されている商品を購入(仕入)して販売するという 、せどりのスタイルのことを言います。
ごく一般的なせどりのスタイル全般のことを指すと言ってもよいでしょう。
例えば、先日私は、町のCDショップから 、商品を仕入れました。 実際に店舗に足を運び、仕入れられそうなものをレジで購入して帰ってきたわけです。これは店舗せどりに分類されます。
店舗せどりのメリット
では、店舗せどりのメリットについて考えてみましょう。
1. ネットショップでの仕入れ(電脳仕入れ)よりも、安く仕入れられ、利益率が高くなりやすい。
これは、自分の経験からそう感じていることなので、客観的な検証が必要な部分でもあるのですが、実際に、店舗せどりと電脳せどりを両方こなす方達から聞いても、
大体同じような意見だったので、
そのような傾向が強いと思われます。
実店舗での仕入れを繰り返していると、何十回かに一回、あるいはもっと頻繁に「大当たり」と感じるような、仕入れができるですが、
その「大当たり」の爆発力の威力が、店舗せどりの利益率の高さに、かなり貢献していると、実体験から感じます。
2.実際に実物(商品)を手に取ってみることができる。
これも実店舗で仕入れる際の、大きなメリットの一つです。ネットショップで商品写真を眺めているだけでは、 わからない情報も、実物をこの目で見て、手にとって触ることで、簡単に得ることが出来ます。
例えば、「思った以上に商品が大きいので、この利幅では、送料を考えると厳しいな。」とか、
「アマゾンの商品ページだと、写真がかっこよく見えるけど 、実物の作りは、すごくちゃっちくて安っぽい。これをこの値段で売ったら、クレームになりそうだ。」
とか、電脳せどりでは、実際にお金を払って購入してみないとわからないところまで、検討する段階で、情報が得られます。
特に2番目に挙げた例は、家電などを仕入れているとよくある事です。 amazon で値段はついているけど、実物を見たら、非常に安っぽく、「自分だったら、この値段でこれは買わないな。」と思うようなものは、実際に販売すると、「お客様からの低評価」を受けることがあるので、そういうものは、あえてスルーして、仕入れないようにしましょう。
※そうそうあることではないので、そんなに心配する必要もありませんが、ごくたまにそういう事も起こり得ます。
店舗せどりのデメリット
さて今度は、実店舗せどりのデメリットについても考えていきましょう。
1.お店の営業時間が決まっている。
インターネットならば、24時間いつでも仕入れをすることができます。
忙しい主婦の方や、毎日帰宅が夜10時を回ってしまうようなサラリーマンの方は、
「仕入れに行きたいけれど、行けるタイミングで店が開いていない。」
などという経験をされた方がいるかもしれませんね。
この点は、店舗仕入れのデメリットと言えそうです。
2.住んでいる地域、エリアによって仕入れに有利な人と不利な人がいる。
あなたの住んでいる地域に、お店がたくさんあり、仕入れができる店舗が多ければ、
良い商品を購入できるチャンスが増え、稼げる確率があがります。
逆に、もしもあなたが、「最寄りのコンビニまで車で1時間半」というような所に
住んでいたら、はっきり言って店舗せどりどころではありませんよね。
これはかなり極端な話ですが、実際に私の友人が、北海道の僻地に住んでおり、
上で挙げたような環境だったので 、例に出してみました。
実際にはほとんどの人が、周囲に何かしら、仕入れられる店舗が存在しています。ただ、住んでいる場所によって、有利不利が出ることは、間違いなく事実なので、
ここで、実店舗せどりのデメリットとして取り上げました。
札幌での居所にして、 僻地の自宅とのデュアルライフを楽しんでいます。
ちょっと脱線してしまいましたね。かなり夢のあるサクセスストーリーなので、こんな人もいるよという事で、紹介しました。
そんなわけで、本日は、店舗せどりの特徴とそのメリット・デメリットをお伝えしました。
次回はもう一つのせどりの方法、電脳せどりについて掘り下げていきたいと思います。
以上、せどり大好き、ゆうがお届けしました。
こちらの記事に続きます。
また、基本的なせどりの仕入の仕方、方法を
ジャンルごとに分けながら解説してみました。