バーコードリーダーを使ったビームせどりは初心者にこそおすすめです。

「せどりの始め方~月収10万円に挑戦しよう。」というテーマで、
せどりをこれから始める方や初心者の方を対象に記事を書いて参りました。
本日は、勇気をだしてせどりをはじめてみたものの、「なかなか上手に仕入が出来ない。」と悩んでいる方や、「もっと沢山仕入れて、たくさん稼げるようになりたい。」
という方のためにバーコードリーダーを使用した商品検索について書いてみようと
思います。

せどりを開始して実際に店舗をまわるようになった方は、
お分かり頂けると思いますが、効率よく、多くの商品を検索できる事が、
仕入れ成功のカギを握ります。

そして、せどりを始めたばかりという方は、ダメ元でひとつでも多くの商品を
検索して頂きたいと思います。

残念ながら、そのほとんどは仕入が出来ないものばかりでしょう。

しかし、ごくたまに「こんなものにこんな値段がついてしかも売れているのか!」

という商品に出くわすはずです。

そしてその商品を糸口に「これが仕入れられるならこれはどうだろう?
という感じで、商品をリサーチし、少しずつ知識をつけて行く事で、
だんだんと仕入が上達していきます。

ポイントとしては「自分の持っている知識は大したことがない。

という視点を常にもっておく事です。

自分の先入観で「これは明らかに仕入られないだろう。値がつかないだろう。」

と感じるものでも、ダメ元で調べてみたら以外にも値段も人気もある商品だった
という事を私も未だによく経験します。

もちろん、自分の得意分野(趣味・ジャンルなど)を持っていて、
そのフィールドに絶対の自信がある方は、話が別です。

ただ、そういう人はそんなに多くはない気がします。

ぶっちゃけ私の場合は、せどりを始めた時に特に詳しい趣味を持っている
訳でも、精通した分野があるわけでもない、【ごくごく平凡な普通の人】でした。

ちなみに今でも無趣味で、平凡な普通人です(微笑)。
いや、若干どんくさい部分が多いので、【日本人の平均レベルやや下】
くらいかもしれません。

そんなスペック「並(くらいはあると思いたい)」の私ですと、
せどりの初期段階で有効だった手段はただ1つ。

現場(実店舗)でひとつでも多くの商品を検索する。

とにかくこれだけでした。

1日の仕入で、10個の商品を検索する人と、
100個の商品を検索する人では、経験値の貯まり方が10倍違います。

この差はでかいです。

だから限られた仕入時間の中で、いかにたくさんの商品を検索、
調べられるかが、仕入れの成功、もっと言えばせどりの成功の鍵を握ります。

特に初期段階ではそうです。

効率よく商品を検索するための手段として、バーコードリーダーを
使う方法があります。

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バーコードリーダー(ビームせどり)は有効か?

せどりを始めたばかりの方や、これから始めようという方は、
いきなり【ビームせどり】や【バーコードリーダー】と言っても意味が分からないかも
しれませんね。

簡単に解説してみます。

バーコードリーダーとは?

バーコードリーダーとは、文字通り「バーコードを読み取る機械です。」

以前、せどりアプリを紹介する記事を書きましたが、
その際、【せどろいど】では、スマートフォンのカメラ機能を使って
バーコードを読み取りました。

Amazonの相場を調べる事ができる便利な無料アプリがありますので、 初めての仕入に出かける前に、お手持ちのスマートフォンにイ...
この方法でも、手でバーコードの数字を直接入力するよりは、
数段効率が良いのですが、専用のバーコードリーダーを使う事で、
さらに簡単に素早く検索をする事が出来るようになります。

こちらが私が使用しているバーコードリーダー「KDC200(Koamtac)」です。
かなりヘビーユースなので、ちょっと使用感があります(汗)

非常に小型です。腕時計と比べると大きさが分かるかと思います。

手のひらに収まるかという位のコンパクトサイズです。

このバーコードリーダーで読み取ったJANコードやISBNコードを
Bluetooth(ブルートゥース)機能を使ってスマートフォンに飛ばしてくれます。

スマホのカメラ機能を使うよりも数段早く検索が楽になります。

バーコードリーダーのボタンを押すと、写真の様に赤いレーザーが出て、これを
バーコードに合わせると一瞬で数字を読み取って、スマホに転送してくれます。
(写真は、レーザーが目立つように撮影したのですが、一瞬なので実際はこんなに
目立ちません。)

商品を10個20個と一気にバーコードリーダーで読み込んで、
スマホで一括検索(一度にまとめて検索)するという使い方も出来て、

検索効率が劇的に上がります。

新品せどりに最適です。

イオンやイトーヨーカドー、西友などの大型スーパーや
量販店、ホームセンターなどをまわる新品せどらーさんには、

非常に使いやすく効果が高いと思います。

パッパッと素早く、そして目立たずに商品を検索できるので、
体力的にも非常に楽ですし、周りの視線も気にせずに商品を検索できます。

まわりに人が多い場合には、私はこんな感じでスマホの下に
バーコードリーダーを持って検索することもあります。

別にわるい事をしている訳ではないので、堂々とやっても大丈夫なのですが・・・。

私の場合は、出来るだけ目立たずにがモットーなので、なるたけひっそりと
仕入れをしております。

はじめて店舗で仕入れに挑戦する場合は、
人目が気になったり、店員さんが気になったりして、
商品を1つ検索するだけでも緊張して大変です(慣れると何も感じなくなると
思いますが)。

そんな時にバーコードリーダーがあると、
検索が早いし、目立たずにパパッと調べられるので、
精神的にかなり楽です。

ちょっぴり注意点(ブックオフせどりの場合)

バーコードリーダーは小型で、人目につきにくく
検索効率が爆発的に上がるので、ものすごくおすすめです。

特に前述したお店などをまわる新品せどりには最適なのですが、
ブックオフせどりの場合はちょっと注意が必要です。

ブックオフにはバーコードリーダー使用禁止のお店があります。

バーコードリーダーを使ったせどりをビームせどりなどという呼び方をするのですが、
このビームせどり、一番最初に使われるようになったのは、ブックオフなどの
中古古本せどりの現場でした。

例えば、イオンや西友、ミスターマックスなど、大きな店舗の量販店で、
めぼしい商品を見つけて、バーコードリーダーで検索する分には、

店員さんの目もほとんど気になりませんし、非常に目立たずに
素早くサーチ出来て便利なツールなのですが、

ブックオフなどでこのバーコードリーダーを使用すせどらーさんは、
棚の本を端から端までひたすらピッピッピッピッピッと(音は出ません・ミュート設定出来ます)全頭検索※に近い形で、調べて行くタイプの方が当初多かったので、

私の様に昔からやっているせどり人には、ビームせどらー=めちゃ目立つという印象を持って
いる人も多いです。これは、ブックオフの店員さんも同じな訳です。

そのためブックオフでも一部の店舗には、一般のお客さんの迷惑になるという理由で、
バーコードリーダーの使用を禁止しているお店もあります。
(中には、携帯・スマホを使用したせどり事態を禁止しているブックオフもあるようです。)

なので、ブックオフメインでせどりをする予定の方は、
自分のよく行くお店がどういう対応なのかを予めリサーチしてから、
導入を考えた方がよいでしょう。

全頭検査】お店の在庫を全て、端から端まで全部検索する事。
狂牛病が社会問題になった当時にネーミングされた。「使用例:単C(ブックオフ108円)の棚、全頭したけど3冊しか拾えなかった。」

店舗せどりで稼ぐなら、早い段階でバーコードリーダーを導入した方がいい。

実際の使用者としての私の主観ですが、
バーコードリーダーは、店舗仕入をメインにするならば、

出来るだけ早い段階で導入した方が良いです。

圧倒的に検索効率が違ってくるので、良い仕入が出来る確率が
飛躍的に上がります。

また、検索するのが楽になるので、
仕入れ時の疲労感がまったく違います。

私の友人の目利きの出来るブックオフせどらーさんでも、
「目の疲れがひどくてバーコードリーダーを導入した。」という方もいます。

初心者の方でも、「もう少し上手くやればせどりで稼げそうだ。」と
手ごたえを掴んだ段階で導入してしまったら良いと思います。

私などは、当時(2011年頃)、導入する前に随分悩みましたが、
いざ使用し始めたら明らかに売り上げが上がりました。
1日の仕入の疲労感がかなり軽減されたのも大きなメリットでした。

バーコードリーダーはもう導入期【当時、推奨派と反対派が論争していた】ではなくなり、
これは明らかに「便利で使える。使わねば損」という結論が出てしまっていると思います。

これから始める、あるいは売り上げを軌道に乗せたい後発組の方は、
こういう便利な装備は、初期段階で迷わず導入して行けるというのがメリットになります。

先発組との経験値の差をこういうツールを使って埋めていくというのは
有効な戦略の1つです。

KDC200とKDC200i KDC200iMの違い

私は、随分前にバーコードリーダーを購入したので、
KDC200という型番のもの(2016年に生産終了)を使用しています。

その後、新たにKDC200i という型番が出て、これが現在は、KDC200iMという型番に変更されて現行商品となっている様です。(型番変更による大きな仕様の変更はないとの事)


Koamtac バーコードスキャナ データコレクタ KDC200i Bluetooth搭載

ですので、これからみなさんが導入するとしたら、
KDC200iM(KDC200i)になります。

他にもブルートゥースを使ってスマホと連動させられる、
つまり、せどりに使えるバーコードリーダーでMS910 というものもあります。

こちらのレビューをみていると問題なく使えそうですね。

ただ、私なら最初からKDC200シリーズを買います。

KDC200は、私が購入した当初は3万5千円以上しましたが、
現在は2万円台で購入出来ます。

それでもMS910と較べると1万円以上高いですが、
読み取り能力の差は歴然です。

実は、MS910を持っている方に少し触らせてもらった事が
あったのですが、MS910だと、例えば商品がプラスチックの保護ケースの中に
入っていた時(ヤマダ電機・各CDショップetc)に読み込めないケースが結構あります。

また、KDC200だと、ドンキとかのガラスケースの中の商品でも、
バーコードが見えていれば、外から読み込める事が結構あります。

かなり離れたところからでも、バーコードを読み込んでくれるのです。
この読取能力の高さが後々もたらしてくれる利益額の差は、1万円どころではないです。

なので、どうせバーコードリーダーを購入するのならば、
最初からKDC200i(KDC200iM)に思い切って投資した方がいいと思います。

もちろんMS910でも、武器なしに比べたら雲泥の差なので、
ないよりはあった方が良いのですが、続けていれば、遅かれ早かれKDC200シリーズに
買い替える時が来るのですから(予言)。

まとめ

という事で、本日はバーコードリーダーの導入について
記事にしてみました。

もしも、現時点で投資できる金額が2万数千円ほどあり、
せどりの仕入について悩んでいるのなら、思い切ってバーコードリーダーを
購入してみるのは非常に有効な打開策になると思います。

バーコードリーダーは、大分安くなったとはいえまだまだ高価な装備のため、
本気でせどりに取り組む人・本気で稼ぐと覚悟をきめた人以外は、購入しないと思います。

逆に言えば、本気でせどりに取り組む人ならば、絶対にこの武器を使いこなす事が出来るようになります。導入以前と以後の売上の差を見て、「安い買い物だったな。」と思う瞬間が
来るはずです。

Koamtac バーコードスキャナ データコレクタ KDC200i Bluetooth搭載

こちら、amazonの商品リンクです。
購入の際は、【プライム(Amazonが発送しますという表記があるもの)】出品者から
買った方が安全です。

万が一、設定が上手く出来なかった場合にも返品が簡単に出来るので、
ノーリスクで導入できます。

以上、ゆうがお届けしました。

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