出品アカウントの登録方法について解説します。Amazonの小口出品は、
実際に販売する商品を1つ登録しながら、アカウントを作成する形式に
なっています。
実際に、登録&商品の出品にチャレンジしてみましょう。
前回の記事では、今までamazonを使った事がない方が、
アマゾンアカウントを作成する手順を記事にしました。
ご参考ください)の準備が整ったら、
次はいよいよ、Amazonの出品アカウントの登録(作成)に進みましょう。
今日は、その手順について説明して行きます。
目次
Amazon出品アカウントの登録(作成)
大まかな手順
まず最初に、出品アカウント作成のだいたいの流れを書いておきます。
1.Amazonアカウント(ショッピング用)にログイン
2.出品アカウントの作成開始「大口(有料)と小口(無料)を選択」
3.販売する商品を選んで仮出品する
4.必要な登録情報を記入
「正式名称」
「クレジットカード情報」
「表示名(店舗名)」
5.電話による本人確認(自動音声ガイダンスに従ってPINコードを入力)
6.先に仮登録した商品の必要情報を入力
7.商品の出品完了とともに、出品アカウントの登録完了
8.銀行口座番号の入力(これは、後程でも大丈夫です。)
それでは、実際に登録作業を進めて行きましょう。
1.Amazonアカウントにログイン
まずは、Amazonにアクセスして、右上のアカウントサービスにマウスのカーソルを
合わせると、「サインイン」ボタンが出てくるので、ここをクリックします。
Amazon.co.jp 【こちらへアクセス】
自分の登録Eメールアドレスと、パスワードを入力してサインインします。
すると、Amazonのトップページに戻るので、再びアカウントサービスを
クリックします。
画面が下の写真のように切り替わるので、赤枠で囲った「出品用アカウント」を
クリックしてください。
※出品用アカウントは、「アカウントサービス画面」の右端にあります。
マイナーチェンジによって、右上に来たり、場所が少し変わることが
ありますが、「出品用アカウント」を選んでクリックすれば大丈夫です。
「出品アカウント」をクリックするとこちらの画面になります。
2.大口出品と小口出品を選択する
ここでは、無料で登録できる「小口出品」の登録で解説していきます。
「小口→大口」「大口→小口」は、後からいつでも変更が可能です。
まずは、無料の小口出品から始めて、売上が大きくなってきたら、
大口出品に変更する形がおすすめです。
上の画像の赤枠の部分のリンク「小口出品で販売したい人はこちら」をクリックします。
もしくは、上記ページをずっと下へスクロールさせていくと、下の写真の画面に
なるので、ここで、「小口出品オンライン登録へ」を選びます。
こちらが、移動先のページです。
こんな感じの「出品のやり方」を説明するページに移動します。
このページを一通り目を通しておきましょう。
読み終わったら次のステップへ進みます。
3.出品する商品を適当に選び仮出品する。
上記ページの説明の通り、実際に1点、販売する商品を登録しながら、
出品アカウントを作成していく形になります。
まずは、身のまわりにあるのものを1つ、仮出品してみましょう。
ここでは、例として、最近自分が読んでいる本を使ってやってみます。
1.適当に仮出品するものを選ぶ。
取り敢えず、手元にあったこの本を仮出品するという形で解説してみます。
本の裏表紙にバーコードがあります。これはISBNといいます。
本以外のもの(例えばCD/DVD/ゲームでもなんでも可)の場合は、
商品のバーコードの下にある数字JANコードを使います。
この本のISBN番号は「9784904884522」なので、Amazonの最上部にある、検索窓に
「9784904884522」といれて、右端の虫眼鏡をクリックします【①】。
すると、確かに自分の出品しようと思っていた本が出てきました。
そこで、本のタイトルの部分のリンクをクリックします【②】
そうすると、移動したページの右側に「マーケットプレイスで出品する。」という
リンクがあるので、そこをクリックします。
2.出品に必要な登録者情報を記入する
氏名
次の画面はこちらです。
という事で、登録を促されますので、順番に必要な情報を記入して行きましょう。
この画面では、正式名称/販売者名にあなたの氏名(本名)を記入して下さい。
法人の方は、法人名です。
そして、「出品契約(一応目を通して)」のところに
チェックを入れて「次に進む」をクリックします。
求められる事があります。その場合は、再度アドレスとパスワードを入れて
こちらに進みます。
クレジットカード情報
次は、クレジットカードの情報を登録します。
クレジットカードがない方は、デビットカードを作って登録しても
大丈夫です。
出品者の情報
次は、出品者の情報を登録する画面です。
まず、一番上の表示名というのは、Amazonの販売ページに表示される
「店舗名(屋号)」になります。これは、後から自由に変更が可能なので、
あまり深く悩まずに決めて、後程、しっかりと考えて正式名を決めれば
大丈夫です。
店舗名の例:古本系を扱う場合は「○○書店」「○○堂」「○○ブックス」
CD/DVD系 「○○レコード」「メディアショップ○○」
おもちゃなど 「○○トイズ」「○○商店」etc
もちろん、もっと個性的なのものや、オシャレな名前もいいですね。
あとから充分検討する事が出来るので、ここでは、仮名称で大丈夫です。
その下の個人情報は、先ほどのカード情報を登録していれば、自動で出てくる
事もあるようですが、もう一度記入を促されたら、全部記入しましょう。
その時は、国旗をクリックして、「日本」を選んでください。
そして、この表示の時、電話番号は+81のあとに、
頭の「0」を除いた番号を打ち込みます。
03-2○○○-○○○○→32○○○○○○○
必要な情報を全部打ち込んだら、「保存して次に進む」をクリックします。
電話番号の確認
次は、電話による本人確認です。
入力するだけなので安心して下さい。
先程、情報を打ち込んでいるので、すでに電話番号が表示されているはずです。
なので、そのまま中央の「電話を受ける」ボタンをクリックしてください。
電話に出ましょう!(自動音声だから緊張しなくてOKですよ)
音声のガイダンスにしたがって、画面に表示された、4ケタのPINコードを
電話機のプッシュボタンを押して入力しましょう。
画面右側に「出品開始のボタン」が表示されるので、そこをクリックします。
出品商品の詳細情報を記入する
すると、出品する商品の詳細な情報を記入するページに移動するので、
各項目を記入していきます。
ここまでで相当お疲れだと思います。
あと一息なので、がんばりましょう!
変わってしまっている事があります。
多少、表示などが変わっても記入する事はほぼ同じなので、
私の記入例もある程度は参考になるかと思います。
コンディション
出品する商品が「新品」の場合は、新品を選んでください。
中古の場合は、「ほぼ新品」「非常に良い」「良い」「可」から、
コンディションを選びます。
新品以外の場合、最初の内は自分が「非常に良い」だと思ったら、「良い」を
選ぶなど、ワンランク厳しめに査定して出品した方が無難だと思います。
立場になるのだという事を、常に意識するようにしましょう。
ただ、今回の出品はあくまで仮出品なので、これに関しては適当で大丈夫です!
いざ、自分が商品を仕入れて来て出品する際には、そうした心構えでいた方が、
成長の度合いが早いという意味です。
コンディション説明
仮出品なので、アバウトでオーケーです。
「中古」の場合は、「若干の使用感、いたみがありますが、概ね良い状態です。」
など、今回はそんなに悩まずに、さくっと行きましょう。
在庫
在庫数を記入します。今回は「1」です。
画面をさらに下へスクロールさせて行きましょう。
これは、なしでも出品出来ます。後からでも用意できるので、
今回は、ノータッチで行きましょう。
販売価格
続いて、販売価格を入れます。
あなたが売りたい金額ですね。
最初は、最安値に設定した方が売れやすいでしょう。
ただ、今回はあくまで仮出品で、私の場合、まだ読んでいないこの本を
売るつもりはないので(笑)、わざと高値で出品しています。
あくまで、出品アカウント作成のための仮出品の商品なので、
「これは販売するつもりがない。」という方は、少し高目に値段をつけて、
出品アカウントが出来たら、管理画面から、仮商品の出品を削除しましょう。
あまり高値にし過ぎると、「大幅に高い値段?」という表示だったか
忘れましたが、値段が高すぎるというメッセージが出て出品できませんので、
ほどほどにしましょう。
提供する配送オプション
商品が売れたら、自分でお客さんの住所に発送するか、
商品発送などの管理をAmazonに委託する(FBAサービス)するかを
選びます。
FBAは非常に有用なサービスで、売上アップに欠かせませんが、
今回は、仮出品なので、パスします。
という事で、「自分で商品を発送する。」の方にチェックを入れましょう。
料金を計算
さらにスクロールして、一番下の、「料金を計算」ボタンをクリックしてください。
昔はこんなのはなかったのですが、使用が変更した様です。
すると、「配送料」と、Amazonに天引される「手数料」、
「最終的に売れたらいくら入ってくるのか?」がわかる、
「入金額合計」を自動計算してくれます。
慣れないうちはすごく便利ですね!
計算された金額を確認して問題がなければ、「今すぐ出品」を
クリックして下さい。
はい。めでたく出品完了です。
この画面も結構頻繁にデザインが変わる気がします。
みなさんが出品する際には、違うレイアウトになっている
可能性もありますが、「出品が完了した。」という事が、
確認できる画面がでれば、ミッション完了です。
長かったですね。途中、面倒くささに心が折れかけた方も
いらっしゃるでしょう。大変お疲れ様でした。
ここまで進められれば、いつでもAmazonに、自分が仕入れた商品を
出品・販売できるようになります。
出品アカウント「Amazon セラーセントラル」にログインする方法
さて、今回の仮出品が完了した段階で、直接出品アカウント
「Amazonセラーセントラル」の在庫管理画面に移動している場合は、
それで、OKです。
そうでない場合や、次回以降の出品や在庫の管理時には、
まずは、出品アカウント(以後Amazonセラーセントラル)に
ログインする必要がありますので、試しにやってみましょう。
Amazonのトップページで、「アカウントサービス」にマウスのカーソルを
合わせて「サインイン」をクリックします。
サインイン画面になるので、登録してあるEメールアドレスと、
パスワードを入力します。
再度アカウントサービスをクリックします。
切り替わった画面で出品アカウントをクリックします。
すると・・・・。
こちらが、「Amazon seller cetral(セラーセントラル)」のトップページです。
以後、在庫、注文の管理、その他で毎日お世話になるページですので、
時間がある時に隅々まで、見てまわりましょう。
仮出品した商品をいったん販売終了にする
さて、先ほど試しに仮出品した商品、そのまま販売してもよいのですが、
取り敢えず販売登録するために、売るつもりでない身の回りの物などを
出品した場合などは、忘れずにその商品の販売を終了させておきましょう。
私も、特に売るつもりのない本を出品して、デモンストレーションをしたので、
その本を出品登録から、削除してみます。
在庫管理画面へ移動する
Amazonセラーセントラルの上部の「在庫」にマウスのカーソルを合わせると、
いくつかの項目が表示されます。
その一番上の「在庫管理」をクリックしましょう。
在庫管理画面に移動できました。
おそらく、みなさんが先程出品した商品が1点表示されているはずです。
同じ商品が1点出品されていますね。表示されれば、問題なく出品出来ています。
出品登録を削除する
では、一旦出品登録を削除してしまいます。
出品した商品をこのまま売ってしまいたいという方は、
この作業がしなくても結構です。
なんらかの理由で、出品を取りやめる際の操作として、
参考にして下さい。
1.まず、左側にある四角いチェックボックスにチェックを入れます。
(マウスで、四角をクリックすればOK)
2.次に、上にある「選択中の1商品を一括変更」となっている部分を
クリックします。
画像のようにいくつかの選択肢が表示されるので、
赤枠で囲った、「商品と出品を一括削除」を選んでクリックします。
商品の登録情報は残され、「出品(販売)」を
一旦取り下げる事も出来ます。
その場合は、また在庫管理画面で操作するだけで、
出品再開ができて便利なのですが、なんらかの操作ミスで、
知らないうちに販売再開されていて、知らないうちに売れたり
すると、トラブルの元になります。
「商品と出品を一括削除」をクリックすると、上のような
確認のポップアップがでますので、OKボタンを選択します。
「出品情報が更新されました。」と表示されれば、
ミッションコンプリートです。
「あれれ?まだ商品が表示されてるやん?」
と、僕も思いました。でもそういう時は、
ブラウザの「更新ボタン」を押して確認してみましょう。
はい。ちゃんと出品削除が出来ていました。
取り敢えず、これで一安心です。
いや~長かったですね。
ここまで出来れば、作業は一区切りついたので、
取り敢えずログアウトして、続きは次回でも大丈夫です。
まだまだ余力がある方は、ついでに銀行口座の登録も
終わらせてしまいましょう。
銀行口座の登録
セラーセントラル画面に戻る
在庫管理ページや、注文ページ、レポート、パフォーマンスページなどから、
セラーセントラルのトップページに戻るには、
画像の「Amazon seller central japan」をクリックすればOKです。
セラーセントラルのトップページに戻ったら、今度は反対側、上部一番右はしの
「設定」をクリックします。
もしく、マウスのカーソルを合わせて、表示されるメニュー最上部の
「出品用アカウント情報」をクリックしても同じ画面に移動します。
移動したら、画面の「銀行口座情報」をクリックして下さい。
続くページで銀行口座情報の「編集(あるいは登録)」ボタンを押すと
必要な口座情報を登録する画面に進みます。
ここで、
2.支店番号(店番号・3ケタの支店コード)
3.口座の種類(普通など・選択する)
4.口座番号
5.口座名義人名(半角カタカナ・苗字と名前の間には半角スペース)
を入力します。支店(店)番号以下の情報は、通帳に記載されているので、
問題ないと思います。慎重に確認しながら、記入して行きましょう。
一番上の、銀行番号(金融機関コード)は、こちらのサイトで調べる事ができます。
以上の5つの項目を記入して、送信ボタンを押せば、銀行口座情報の登録が完了です。
いや~がんばりましたね。
お疲れ様でした。
おまけ
大口出品と小口出品
こちらの「出品用アカウント情報」の「サービスの管理」という
項目から、大口出品と小口出品の切り替えを、随時、行う事が出来ます。
大口出品の方が、利益が大きくなってきますので、
まずは、そのラインを目指して行きましょう。
さあ、販売の準備が整ったので、次はいよいよ仕入ですね。
せどりで、一番たのしいのは何と言っても仕入です♪
「お宝さがし」だと思っておもいっきり楽しみましょう。
次回は仕入に出る前の準備のお話です。
丸腰で実践デビューしても厳しい戦いとなるでしょう。最低限の装備を
整えて行きましょう。